バイキング(東京パブコ)

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1980年(昭和55年)前後に登場した0号機。この頃のパチスロメーカーは関西勢が中心になっていたが、関東メーカーの老舗としては東京パブコが挙げられる。筐体をパチンコ島にそのまま設置できる箱型としたことで設置店が大幅に増え、これが基になってパチンコ型スロット、つまりパチスロと呼ばれるようになったというのが定説だ。ボーナスは現在とは違ってBIGはなく、一旦当たればホールが決めた打ち止め枚数に達するまでREGが連続し続けるというもの。またコインサンドも各台にはなく、島端にあるコイン貸し器までイチイチ往復するのが当たり前であった。そういったこともあってパチンコに比べまだまだ敷居は高く、その頃のパチスロコーナーは常連以外は立ち入れない様な雰囲気を漂わせていたのである。パチスロが老若男女に楽しまれるようになるのはまだ先の話であった。