PB機への想い

Writer Crosstalk

京楽×ダイナム
P ぱちんこ冬のソナタ G
開発者特別対談

ごらくシリーズ第9弾「Pぱちんこ冬のソナタG」が、いよいよ4月下旬よりホールにデビューする。2006年にシリーズ第1作目が発売され、当時の韓流ブームに乗って女性客を中心に絶大なる支持を得たヒットコンテンツ「ぱちんこ冬のソナタ」。ごらく版としてどのようにして開発されたのかを京楽の開発チームに伺った。

ダイナムとの共同開発は今回が初めてですが、共同開発に至った経緯を教えて下さい。

天野:共同開発のお話しは以前より頂いておりまして、ようやく実現できたという感じでしょうか。弊社のモットーは「モアサプライズ」ですので、やると決まったらダイナムさんに、そしてエンドユーザーの皆様にサプライズをお届けして、楽しんでいただこうという想いで開発をスタートしました。ごらくブランドのコンセプトに最も適したコンテンツとして、今回は冬のソナタを提案させてもらいました。

京楽産業.株式会社
開発本部 開発情報戦略部 係長
天野 貴之さん

坂上:「京楽ブランド」は、ダイナムのお客様からもとても支持が高くて、店舗でアンケートをとったりしても真っ先に名前が挙がるんですよね。ファン待望のコラボといえるんじゃないですかね。しかも、初コラボが冬ソナということで、まさにサプライズからの開発スタートとなりました。また、同時に私自身も含めて、冬ソナには多くのファンがいるわけですから、これは絶対に失敗できないぞと気合が入りましたよね。
天野:ダイナムさん側から伝わってくる熱意が凄くて、こちら側も要望に応えるだけじゃなくて、しっかり提案をしていかなければならないと考えていました。その上で、まずはユーザーさんが見て「ごらく版冬ソナ」だとしっかり認識できる違いが必要だということで、筐体や盤面にもオリジナル機とは大きな変更をかけました。

株式会社ダイナム
営業戦略部 PB開発担当
坂上 康弘

坂上:まずは、筐体上部の「Remember」エンブレムを「GORAKU」に変えてもらいました。ここは、機種名としてもアピールしたい部分だと思うので、少し難しいかなと思いながらもお願いさせてもらいました。
桑山:とても良いアイデアだと思いました。やると決めたらとことんやるのが弊社のスタイルですので、全く問題なかったですね。他にも盤面左下の入賞口の飾りをハングル語で「ご」「ら」「く」にするなど、こちらの発想にない楽しい要望がどんどん頂けて、ホール企業ならではの顧客視点だなと感心しましたね。お店のスタッフさんとお客様のコミュニケーションが目に浮かびましたね。

天野:そうですよね。また、本作は6段階の設定を搭載しているのですが、スペック設計や演出の面でもダイナムさんの持つ膨大な遊技機データや開発協議から多くのことを学ばせてもらいました。双方にとってプラスになったことは間違いないですね。

本作の魅力や見どころについて教えて下さい。

坂上:ご存知の通り、冬ソナシリーズは初代から人気を維持する大ヒットコンテンツです。2006年に第1作が発売され、当時の韓流ブームに乗って女性客の支持を受け一大ブームを起こしました。昨年発表された「冬のソナタRemember」は、導入から半年が経過した現在も好評稼働中であり、冬ソナ人気は依然健在です。今回、冬ソナシリーズのPB機を開発する上で、「ヨン様にたくさん会える」というコンセプトを設定しました。既存のパチンコファンはもちろんですが、パチンコから離れてしまった方や、初めて体験する方にも冬ソナというコンテンツを通じて、パチンコ自体を好きになって欲しいと思います。

京楽産業.株式会社
開発本部 ゲーム企画室 係長
桑山 豊さん

桑山:BGMや映像には、開発チームとしてもかなりこだわっているので、曲を聴かせたいという意見には大賛成でした。初当り確率は、設定1でも約1/99とマイルドですから、ぜひ多くの方に楽しんでいただきたいです。あと、PB機では当初の開発協議でオリジナル機からラウンド数は変更しない計画だったのですが、7ラウンドの大当りをメインにしています。
坂上:実際の試打を重ねる中で、しっかりと楽曲を楽しむことができる7ラウンドをメインにしようということになりました。オリジナル機は、2、4、10ラウンドということで、そもそも7ラウンド自体が無いところから開発しているので、いろいろと課題もあったのですが、京楽さんの全面協力にて実現することができました。本当にありがたく思っています。

天野:あとは冬ソナシリーズから初めて遊パチとなった「冬ソナ2」の実績も大きく影響していますよね。高稼働実績機のスペックを踏襲しつつ、現代流にアレンジした点はお客様にも支持していただけるのではないかと思っています。

桑山:PB機専用の演出でいうと、連続大当り回数に到達した際に、ヨン様の歌とスペシャルムービーが流れます。これは過去のシリーズ機で、プレミアム扱いだったのですが、今回はまさに蔵出し映像として搭載しています。それと、もう一つは「ごら吉」。パチンコファンにはお馴染みの弊社オリジナルキャラクター「たぬ吉」が、ごらくのコスプレをして登場します。オリジナル機では、玉ちゃんがプレミアムキャラクターとして登場するのですが、PB機ではごら吉が登場して演出を盛り上げます。

天野:ごらくスペックとオリジナルスペックでさまざまな変更点を加えているので、ぜひ両機種を打ち比べてもらって違いを体感してもらいたいですね。

坂上:甘デジですので、パチンコファンに限らず、初めてパチンコにトライする方にも入りやすい機種だと思います。冬のソナタの原作のファンの方、パチンコから少し離れている方々にもぜひ全国のダイナムに足を運んでもらいたいと思います。思う存分、ヨン様に会って楽しんで欲しいと思います。宜しくお願いします!

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