パチンコ業界のイメージを変え、よりお客様に満足していただくため、若い人の力が必要と判断したダイナムは、1989年に新卒採用を開始しました。1990年代に入り、年間数十店舗の高速出店に合わせて、それを支えるためのストアマネジャー候補生の採用を行い、現在は数百人規模の新卒採用を実施しています。

この人材採用に併せ、力を注いできたのが人材育成です。

ダイナムでは、社外の専門家に頼るだけではなく、常に独自の考え方に基づいて、社内インストラクターの育成や、プログラム、研修施設の開発を行なってきました。

この姿勢が多様な人材育成プログラムとして結実し、連綿と継承され、今日の成長と企業活動を支えています。

ダイナムでは現在、様々な社内研修プログラムを実施しており、その総計は年間300回以上になります。

数あるプログラムの中でダイナムを象徴するのは、①役職・年齢に関係なく体験する「人生大学」。知識の詰め込みではなく、読書やグループディスカッションなどによって心の内面に気づき、深い洞察力を養うことで心と身体の健康を考える研修(3泊4日)です。

さらに、②新卒者対象の教育（導入研修・3カ月フォロー研修・6カ月フォロー研修）、③役職ごとに必要な業務知識や技術の研修（階層別の認定時研修・フォロー研修）、④新店オープン時の研修（労使共催セミナー）、⑤全社員を対象にした研修（理念教育、個人情報保護研修）、⑥eラーニングを使った通信教育などがあり、きめ細かな研修プログラムによって、個人の実践力が着実にステップアップしています。

ダイナムでは数多くの女性社員が活躍しています。その能力を十分に発揮し、安心して働き続けられる環境をつくるため、女性の声を取り入れたさまざまなフォロー体制を確立しています。

キャリアアップを目指す人には、社内公募や自己申告シートなどを通して成長を支援。体制を確立しています。

子育てをする社員には、勤務時間の短縮、育児休業（男女問わず）、時間外労働や深夜勤務の制限などで応援しています。また、メンタル面のケアとしては、男性上司には相談しづらいことを、先輩の女性社員が一緒に考え、社内SNS、メール、交流会などでアドバイスしてくれるメンター制度を設けています。

社内研修の拠点としてフル稼働しているのが静岡、山口にある大型研修施設です。

静岡県の「天麗301伊豆高原保養所」は、豊かな自然に囲まれた約6,500坪の敷地内に、320人収容の大ホールや研修室、さらには宿泊棟、温泉棟なども備え、一度に約300人の宿泊が可能です。山口県・下関の「マリンピア豊浦ダイナム研修所」は、約11万2,000坪（東京ドーム約7つ分）の敷地を持ち、280人収容の大ホールや研修室、プライベートビーチ、温泉などがあり、約270人が宿泊して研修ができます。社内研修と同じく積極的に行なっているのが社外研修です。

社内研修と同じく積極的に行なっているのが社外研修です。

日本で唯一のチェーンストアのコンサルティング教育機関である「ペガサスクラブ」が主催する各種セミナー（中堅育成・ストアマネジメント・労務管理・教育システム・数表分析・立地戦略など）に数多くの社員が参加しています。

1998年、パチンコ業界で初めての労働組合「ダイナムユニオン」が結成され、健全な労働環境をつくりあげてきました。

これは業界の変革を目指すダイナムにとって、「従業員の働きやすい環境づくりが大切である」と認識している証です。