パルサー(尚球社)

HOME > アミューズメント > 往年の名機 > パルサー(尚球社)

1980年(昭和55年)前後に登場した0号機。現在も続くブランドとしてお馴染みのパルサーという名前を冠しているが、これは山佐ではなく当時提携していた尚球社から発売されていた。余談だが、この頃はいくかのメーカーが提携関係にあり、兄弟機が多く存在。販売ルートの多様化を意図していたと思われるが、名前は違っても中身は同じ機械が多く、今のようなバリエーションには富んでいなかった。パルサーの特徴として、リールにステッピングモーターを初めて採用したことがある。これによって多彩かつ正確なリール制御を実現しており、この技術革新がなければその後のパチスロの隆盛はなかったことだろう。スペックはボーナスゲームで打ち止めまでボーナスが続くというもので、現在のような形になるには1号機の登場まで待たなければならなかった。またこの頃にはパチスロメーカーの組合として、日電協も設立されている。※日電協とは日本電気式遊技機工業協同組合の略称