P信長の野望~創造~GOへの想い

Writer Crosstalk

ニューギン×ダイナム
P信長の野望~創造~GO
開発者特別対談

ごらくシリーズ第7弾「P信長の野望GO」が、いよいよ3月中旬よりホールにデビューする。人気ゲームコンテンツとのタイアップ機であり、原作の硬派な世界観が体感できるファン必見の一台だ。今回の開発で初めてタッグを組んだニューギンの開発チームに共同開発に至った経緯やごらくスペックの特長について話を伺った。

ダイナムとの開発コラボは今回が初めてとなりますが、共同開発に至った経緯を教えて下さい。

株式会社ダイナム
営業戦略部 PB開発担当
幸 将史

幸:ニューギンさんのブランドイメージは「あそびにマジメ」というスローガンにも示されている通り、ひとを楽しくするパチンコ、日常娯楽としてのパチンコのあり方をいつも一生懸命に考えているイメージですね。それは製品開発だけじゃなくて、環境への配慮とか、製品の低価格化、ファンの裾野を広げるための活動などにも一貫していて、手掛けられている機種とともに企業としての魅力を感じていました。ごらくブランドを共同開発するうえで最も重視していることは「お客様視点での商品開発」ですので、ニューギンさんとはいつか一緒に開発したいと考えていました。

株式会社ニューギン
研究開発本部 係長 プロデューサー
武沢 学さん

武沢:そうですね。お客様の立場に立って、多様なニーズに応えていくというのは、メーカーとしての使命でもありますから、こちらとしてもダイナムさんとのタッグについては、とても好意的に受け取っていました。とは言え、すぐに実現できるわけでもありませんので、数年をかけて数々の勉強会や協議を重ね、ようやく導入まで辿り着いたという感じでしょうか。同時にリリースする当社のオリジナル機とともにPB機が全国のホールで活躍し、お客様の支持を得られるよう期待していますね。

本作の魅力や見どころについて教えて下さい。

幸:そもそも初コラボする機種がなぜ信長の野望なのかということからお話ししますと、前作にあたる「CR信長の野望N-KE(2014年8月導入)」がとてもよく動いたんですね。どこのホールさんも基本的には新台導入をピークとして徐々に稼働が下がる傾向にあって、設置台数もおのずと減っていくことがほとんどなのですが、この機種に限っては、それこそ僅か数台の導入からスタートしたのに全く人気が衰えず、増台に次ぐ増台で最終的には数百台規模になったんですよ。これって本当に凄いことで、信長の世界観とかスペックとか、全てがダイナムの顧客層にハマったんでしょうね。

株式会社ニューギン
研究開発本部 主任 ディレクター
牧野 嘉毅さん

牧野:信長の野望シリーズの開発に至っては、原作の持つ硬派な世界観という部分を非常に大切にしておりまして、ユーザー的にも男性シニア層からの支持が厚いと感じています。ダイナムさんから実績のある信長の野望で一作目をつくりましょうと持ちかけられた時は、納得がいくと同時に開発者としてこだわってきた部分が評価されたようで嬉しかったですね。また、今作の『創造』については、世界観を重視したより硬派でダイナミックな演出が盛り込まれていますので、ぜひその点に注目していただきたいですね。
幸:スペックや演出面では、オリジナル機と大きく差別化させてもらっていて、とにかく遊技するお客様にこの機種の醍醐味である「天下統一」を楽しんでいただきたいと考えました。大当り1回あたりの出玉は少し控えめですが、その分継続率を重視していますので、ぜひ国獲りRUSH9連続を達成し「天下統一」を果たしていただきたいですね。また、見た目の部分でも盤面上に「ご」「ら」「く」の文字やロゴマークが掲出されていますし、今回初めてデモ画面にボイス付きのロゴアニメーションも搭載されました。かなり大きな差別化となりましたが、ニューギンさんとしては抵抗なかったのでしょうか?

武沢:抵抗とかは全くなかったですね。むしろ多少の差別化だとお客様には伝わらないと思いますし、せっかくやるならできる限りのことをやろうという意識でしたね。ユーザー目線で見ても、オリジナル機とごらく機が差別化されていれば、選択肢も増えて楽しさも倍増すると思います。
牧野:あとは、細かい部分かもしれませんが、ごらく機は音量と光量の初期設定が最小になってますよね。これもお客様に最も近いホール企業ならではの発想だなと感心しましたね。ぜひ、ホールに足を運んでいただいて両機種を打ち比べてみて欲しいと思います。

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