チェーンストア展開

店舗数業界ナンバー1のポジションを最大限に生かし、
多店舗展開とローコストオペレーションを通じて
長期にわたり着実に企業成長を実現していきます。

「日常の娯楽」の実現に向けた取り組み

 ダイナムは、地域のインフラとして「パチンコを誰もが気軽に楽しめる"日常の娯楽"に改革する」というビジョンを掲げています。"日常の娯楽"を実現するためには、お客様が店舗において費やす時間とお金が日常の娯楽として受け入れられる水準になるようにマネジメントしていく必要があります。

 そこで、ダイナムでは、経営方針の一つに掲げるチェーンストア経営を実践しています。多店舗展開による強みを生かし、店舗運営のすべてをローコストで運営できるしくみを構築しています。低コストでパチンコホールを運営することは、お客様にも低い遊技金額で楽しんでいただける余地が広がるため、"日常の娯楽"を実現することにつながるのです。

「多店舗展開」と「ローコストオペレーション」

 チェーンストア経営の大きな特徴は、低貸玉営業を中心とした「多店舗展開」と「ローコストオぺレーション」です。
 低貸玉営業の推進には出店から店舗運営までをローコストで行う工夫・ノウハウが不可欠です。多店舗展開を通じて遊技機や一般景品の購入などで規模のメリットを享受し、ローコストオペレーションを実践できるダイナムでは、店舗数で業界ナンバー1のポジションを最大限に生かし、チェーンストア経営の実践を通じて長期にわたり着実に利益を積み上げていきます。

持続的な利益成長

多店舗展開

 ダイナム(DYJHグループ)では、標準店舗の新規出店や同業他社のグループ化を通じて店舗数を拡大し、チェーンストア理論に基づいた多店舗展開を推進しています。

標準店舗の新規出店

 出店にあたっては、店舗形態を標準化し、賃料を抑えられる地方の人口集積地に出店することで出店時の初期コストをコントロールしています。また、多店舗展開によるマスのメリットを生かして遊技機や一般景品の購入コストを抑制しています。

出店のターゲットは人口3~5万人の小商圏
「サバーバン」(郊外の人口集積地)戦略を推進。地方の人口3~5万人の小商圏をターゲットに新規出店。
店舗仕様の標準化
店内レイアウトや遊技機の設置台数について標準化。建築コスト低減や工期短縮などで初期投資を抑制。
20年の借地契約、木造の店舗建屋
従来の市場変化を見越した店舗スクラップに対応できるよう、借地(事業用借地)契約として木造で建築。

同業他社のグループ化

 上場企業としての優位性を最大限に生かし、株式交換などのスキームを取り入れて同業他社をグループ化し、店舗数の拡大を推進しています。
 その一例として2015年11月に夢コーポレーション株式会社を株式交換を通じてグループ化しました。

ローコストオペレーション

 ダイナムでは、マスのメリットを享受し、着実に収入と利益の積み上げを図っています。中古機を活用した効率的な店舗展開や物流センターの設置、ICTの活用によって、店舗営業に関わるコストを適正にコントロールしています。

中古機の活用と物流センターの設置

 ダイナムでは人気・ヒット機種や新機種だけでなく、それらの機種よりも安価に調達できる中古機種をバランスよく設置しています。
 また、全国16ヶ所に各々20~30店舗をカバーする物流センター(DC)を設置し、店舗間で遊技機を融通し合うことで、機械費(遊技機のの購入に関するコスト)を抑制しています。さらに、DCではカバーエリアごとに店舗に設置する遊技機を集約しており、輸送に掛かるコストを削減するとともに、顧客ニーズに応じた機種ラインアップの変更など機動的な店舗運営を実現しています。

ICTの活用

 ダイナムでは、出玉を遊技台ごとに計数できる「各台計数機」を導入しています。これによって、お客様の利便性が向上するほか、ホール従業員の業務を効率化し、店舗における人時生産性の向上と人件費の削減を進めています。
 そのほかにも、戦略的にICTを活用し、店舗の運営や営業の立案、人事・会計などに関する業務の効率化とコストの削減に取り組んでいます。